CraftLaunch
CraftLaunchというのは、いわゆる「キーボードランチャ」という種類のソフトです。
僕は今までランチャソフトというのを全然使っていなくて、スタートメニューをきちんと整理すれば大丈夫だと思っていたのですが、なかなか便利だという話を聞いて使ってみることにしました。
キーボードランチャの利点としては、
・キーボードを使っている時に、手を離さなくて済む
・GUIではないので、画面内で場所を取らない
・動作が軽い
・慣れれば目さえ向けなくていい
ってところで、欠点としてはほとんどこの裏返しというところでしょうか。ウェブブラウジングしている時はマウスを主に使うでしょうし、こういうときに無理にキーボードランチャを使う必要はありません。もちろん、トラックポイント派の人はより使いやすいと思います。
キーボードランチャにはmoonlightやbluewind、Giraffe+など、様々なソフトがあるのですが、CraftLaunchの良さは動作が非常に軽く、マニュアルやオプション設定が親切なことだと思います。あとは、動作のカスタマイズの幅が非常に広いことですね。アプリ上のキー操作は、ほとんどカスタマイズ可能と言ってよいと思います。
設定の仕方は付属のオプションやFAQが参考になりますし、
などのファンサイトも参考になると思います。ここのコマンドコンバータは必須ですね。
僕が便利だなと思ったTIPSとしては、
◇コマンド登録
コマンド登録はプログラムのパスと引数を指定する形になりますが、コマンドリストダイアログボックスに実行ファイルやスタートメニューのショートカットをドラッグアンドドロップするだけで、自動的にパスなどは指定することができます。あとはコマンド名を編集するだけ、という感じですね。
この機能を使うと、コマンド登録もそんなに面倒ではないです。
◇ファイルを開く
このソフトは、ディレクトリ名やファイル名なども補完してくれるので、ファイルを開くのにも使えるのですが、標準ではコマンド以外は直接実行してくれません。そこで、ショートカットコマンドで“&OpenFiles”というコマンドをCtrl+Enterなどに登録しておくと、Ctrl+Enterで直接ファイルを開くことができるようになります。個人的に必須設定。
ちなみに、オプションの「実行可」リストに拡張子を加えておくと、エンターで実行できるようになります。
◇バックスペースで補完リストを出すようにする
これは2chのスレで昔出たTIPSなのですが、ショートカットコマンドでバックスペースに“&subcommand;&backspace,&poplist”を割り当てると、バックスペースを押した時にも補完リストを出せるようになります。こりゃ便利。
◇フォルダをコマンドに登録→そのままファイルを開く
ファイル・ディレクトリ名補完機能があるとは言え、深い階層のフォルダ(例えばデスクトップ)にあるファイルを開くのは一苦労なのですが、コマンド登録で、例えば
Name: desk
Link: &SubCommand
Arg: &TextOut;C:\Documents and Settings\shige\デスクトップ\,&SetCaret;-1,&PopFileList
とすることで、deskを入力→Enter→C:\Documents and Settings\shige\デスクトップ\が入力され、補完リストが開く
という動作をさせることができるようになります。
“C:\Documents and Settings\shige\デスクトップ\”を他のに設定すれば、マイドキュメントとかにも使えますね。
とにかく非常に便利なソフトですので、一度使ってみてはいかかでしょうか。
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