アリアンロッドをS=FAd風味にしてみる
今週もアリアンロッドのキャンペーンシナリオをやってきました。先日のプレイで、GMが敵をもう少し強くしても良いと気づいたらしく、今回のラストにはスティールゴーレム×2と他に二人のキャラクターが...。時間切れでボス戦引きになってしまったのですが、本当に倒せるんでしょうか(^^;
あと、エラッタという形でパッチが当たるのは、FEARのゲームではよくあることらしいです。まあ、壊れたバランスを放置されるよりは良いですよね。
アリアンロッドは、ルールがシンプルにできていて非常に良いゲームだと思うのですが、基本がダンジョンゲーなのに移動や戦闘が抽象的なんですよね。セブンフォートレス=アドバンドに慣れた身としては物足りなくなってくるわけです。
S=FAdにように、罠とモンスターを相互作用させるのが難しいですから。
幸い、アリアンロッドのルールはS=Fと共通点が多いので、工夫次第ではS=FAdのようなスクエアを使ったプレイができそうです。アリアンロッドの方を基本として、変える部分をまとめてみます。
・ダンジョンと戦闘で、共に7m四方のスクエア(Sq)タイルを用いる。1Sq内に入ることのできる人数には制限を設けない。
・「隣のSq」という言葉を、「そのSqに上下左右で接しているSq」と定義する。
・ルールブックの「エンゲージしている」は、全て「同一Sq内にいる」に読み替える。要するに、近接武器及び「射程:至近」のスキルは同一Sqに入らないと届かない。
・射撃武器及びスキルの射程は全てSq単位に変換する。ちょっと距離の計算は合わないのですが...。
10m、15m→2Sq(ダガー投げ、≪ソニックブーム≫など)
20m→3Sq(ほとんどの魔術、ショートボウ)
30m→4Sq(ライトクロスボウ)
40m→5Sq(ロングボウ)
50m→6Sq(ヘビークロスボウ)
70m→8Sq(銃類)
≪ロングレンジショット≫は、射程を+[SL×1]Sqする。射程が2Sqとは、隣の隣のSqまで届くということ。射線のルールはS=FAdに準ずる。
・「対象:範囲」または「対象:範囲(選択)」のスキルは、射程内のSqを一つ選んで、そのSq内のキャラクター全員に効果が及ぶ。(これは元々のルールです。)
・移動に関しては、マイナーアクションとメジャーアクションで移動距離が変わることにする。計算式は次の通り。
マイナーアクションの移動(マイナー移動力)→[移動力]÷7(端数切り捨て)
メジャーアクションの移動(メジャー移動力)→[移動力+10]÷7(端数切り捨て)
つまり、移動力11のキャラなら、マイナー移動力が1Sq、メジャー移動力が3Sqとなる。1ターンで4Sq移動できる計算。また、≪フライト≫はマイナー移動力及びメジャー移動力を+[SL×1]Sqする。
・離脱のルールは同じ。敵がいるスクエアから出る移動はメジャーアクションが必要。このとき移動できるSq数はメジャー移動力のみ。
・封鎖のルールも同じ。ただし、「隣のSqのうち、左右または上下が進入不可能なとき」に封鎖されることとする。
・[トラップ探知]をSqごとにやっていたのでは日が暮れてしまうので、予備的な[トラップ探知]によって、視界内の「怪しいSq」がわかることにする。詳しい調査は、個々に改めて[トラップ探知]する。
うーん、このままだと銃がメチャメチャ強い気がする。あと、元々の魔術の射程がほとんど20mなので、バリエーションが少ないのが問題ですね...。もともと抽象的なルールだから仕方ないか。消費MPが大きくても、射程40mの攻撃呪文とかあると面白くなるんだけどな。
「こんな場合どうするの?」というようなことがありましたらつっこんでくださいませ。
※追記
「1シーンの間」はどうするよ...。空間だけじゃなくて、時間の抽象化もあったんだなあ。一律3ラウンドとかにしてしまうか?
| 固定リンク
「ゲーム」カテゴリの記事
- シャドウラン 4th Edition(2007.07.16)
- ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング(2007.05.07)
- 世界樹の迷宮(2007.03.12)
- ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス(2007.01.07)
- Momir Basic(2006.06.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント