アリアンロッドクラス考察:シーフ編
クラス考察のラストは、シーフ編となります。
アリアンロッドにおいては、シーフでないとトラップ探知ができないため、ダンジョン攻略をするならシーフの存在は必須です。
ただ、トラップ対策といってもエンチャント型やマイン型はどうしようもなかったりしますし、スキル枠がトラップ対策に取られるので、どうしても戦闘で活躍しにくいという側面があります。
きちんとキャラクターイメージを持たないと、シーフをメインでやるのは貧乏くじになってしまうかもしれません。
またシーフのスキルは、スキル枠をあまり取らずに強力なものがある一方、例えばメイジのように育てていくとどんどん強くなるスキルはそれほどありません。
よって、シーフというクラスは、スキル枠を多く消費するクラスと相性が良いと言えるでしょう。
◆シーフ・シーフ
正直なところ、シーフは最も重複させる意味が薄いクラスだと思います。トラップ探知は確かに何度でも使えるのですが、達成値が1上がるのがどれほどの効力を持つか、というと疑問です。また、レベルが上がるにつれて、取るべきスキルが限られていってしまうでしょう。
◆シーフ・ウォーリア
いわゆる戦えるシーフを目指すのであれば、シーフ・ウォーリアは正当な選択です。インビジブルアタックからのフェイントでクリティカルを狙うもよし。オートガードやパリィを取って、プロブォックしながら前線で避けまくるウザキャラを目指すもよし。パーティの前線で活躍できるキャラクターでしょう。
◆シーフ・アコライト
アコライトの能力は独立で強力ですので、サポート系を目指すのであればアリな選択だと思います。ただ、スキルの相互効果はあまりありませんので、どっちつかずになり易いでしょう。
◆シーフ・メイジ
火力が注目されがちなメイジですが、センスマジックやフライトなど、シーフ向きのスキルも揃っています。シーフのスキルだけではどうにもならない、様々な状況に対処できるキャラクターを目指すことができるでしょう。キャラクターイメージ的にも面白い組み合わせだと思います。
◆シーフ・サムライ
防御面が不安なサムライですが、シーフのスキルによってその部分を補うことが出来る、とても有効な組み合わせだと思います。もちろんシーフ・ウォーリアに比べると防御面が弱いですが、トゥーハンドアタックによる安定した攻撃力は、特に長丁場のダンジョンで威力を発揮します。ただ、自動習得スキルではシーフ・ウォーリアの方が有効な場合が多いので、どちらか悩むところですね。
◆シーフ・モンク
モンクの防御スキルは基本的に「受ける」ためのものが主なので、シーフの回避力を強化することはできませんが、当たったときのことを考えるとトータルの防御力を上げることができます。モンクの素手系スキルは、基本的にはモンクだけで完結していますので、爆発力こそ劣りますが、ウォーリア・モンクに比べて極端に攻撃力が劣る、ということはないでしょう。
インベナムで「毒の手!」とか、面白いこともできますし、隠密行動が得意なシーフと素手攻撃はぴったりはまっていてかっこいいですよね。(というのは完全な僕の趣味です。)
ただし、器用、敏捷、感知、精神と上げなければならない能力が多いので、この辺りには苦労することになると思います。
◆シーフ・サモナー
一見問題のある組み合わせに見えますが、実は非常にアリなのではないか、と思います。スキルが噛み合うことはないのですが、パーティ内の役割として、シーフがアラクネを使うことができると防御力が一気に高まりますし、サモナーのバットステータスを与える範囲攻撃は、シーフの素早さと合わさることによって非常に強力になります。ただ、コンセントレーションがないと魔法が当りにくいのが泣き所なので、本気で魔法攻撃をメインにしたいなら、メイジを経由するとよいでしょう。
◆シーフ・レンジャー
サプライザルとディスアピアの組み合わせによって、ファイター並みの攻撃を行うことができます。ただこれだけだと、エンゲージされたときに本当に何もできなくなってしまいますので、ハイジャンプが使えるようにするなど、何らかの工夫が必要でしょう。まさに隠密状態のプロフェッショナルです。
◆シーフ・バード
非常に有効で、噛み合った組み合わせです。まさに非戦闘援護系を極めたキャラクターと言えるでしょう。シーフの素早さは、呪歌を使う上で非常に有効ですし、フレーバー的にも噛み合っています。味方の補助をするのが好きな人にはぴったりですね。ただ、シーフとバードは共に、スキル枠を使わないクラスですので、レベルが上がってくると育て方に迷うかもしれません。
◆シーフ・アルケミスト
アルケミストのウェポンクリエイトは、短剣二刀流の時に最も生かされます。最大30の攻撃力は大きな魅力ですね。また、攻撃力こそ劣りますが、銃による攻撃も可能ですし、ポーション系を極める方向性もあります。まずはどれかを集中して育てるのがよさそうです。
◆シーフ・ガンスリンガー
ガンスリンガーとの組み合わせは、おそらくシーフが一番だと思います。ガンスリンガーに不足気味な回避能力を補うことができますし、スキル枠を取りがちなガンスリンガーも、シーフとの組み合わせであれば無理なく育てることが出来ます。ただ、シーフ・ダンサーとは違って回避能力はそれほど高くなりませんから、種族スキルなどの手段で敏捷力を強化することが重要になると思います。
◆シーフ・セージ
セージのエネミー識別・アイテム鑑定能力はシーフと非常に相性がよいのですが、シーフ・バードとは違って、この組み合わせだとメジャーアクションにすることがなくなってしまいます。リバーサルを極めるのも有効なのですが、消費が激しいですし…。転職も視野に入れないと、なかなか厳しそうです。
◆シーフ・ニンジャ
説明にはシーフとの組み合わせも良いと書いてあるのですが、ニンジャの攻撃強化スキルは総じて効率が悪く、あまり有効とは言えません。探索系としての能力を高めるスキルとしてトラブルセンスがあるのですが、これだけでは…。というか、ニンジャはどのクラスとの組み合わせも微妙ですね…。
◆シーフ・ダンサー
アリアンロッドにおける、回避のナンバーワン。回避を極めるならば、非常にお勧めの組み合わせです。バタフライダンス、エアリアルステップにマタドール、アヴォイドダンスとくれば、最早あなたに当てることの出来るキャラクターはいないでしょう。飛行系のエネミーをブロックし、エアリアルレイブを生かすためにも、種族スキルはフライトを取っておくとよいかもしれません。
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