おおきく振りかぶって
前から気になってたんだけど、ちょうど本屋さんで見つけたので買ってみました。なるほど、これは面白いですね。
バッテリーを読んだときも思ったのですが、野球というスポーツは基本的にとても面白いので、その面白さを真面目に書いているのが功を奏しているんじゃないかと思います。
いや、面白いというよりは…マンガや小説に向いていると言うべきか。
同じスポーツでも、テニスは全くと言ってよいほどメディア化するのに向いてないスポーツです。テニス関係の作品で面白いのは、どっちかというとテニス自体より人間関係とかが面白いのが多いかと。
最近のテニスの王子様の暴走ぶりを見ても、苦しさが伝わってきますね。
しかし、ゲームにするとこれがまた、違ってくるんですね。テニスゲームは一番最初の方からある分野ですし、名作が多いです。つまり何を言いたいのかというと…題材の選び方という点においても、やっぱりマンガとゲームでは違うんだなあという、当たり前のことなのですが。
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コメント
アリアンロッド関係で流れ着いたのですが──クラス考察、非常に興味深かったです──ちょっと気になったので。
なんというか、『テニスの王子様』を引き合いに出して、「野球とテニスではメディア化に向き・不向きがある」という話にするのは、どうかと思います。あれは野球マンガで言うところの『アストロ球団』、サッカーマンガで言うところの『コスモストライカー』であって、”真っ当な”テニスを描いてはいません。
付記:なお、現状、一番”真っ当な”テニスマンガは、『しゃにむにGO(羅川真里茂/白泉社)』ではないかと思います。体裁こそ少女漫画ですが、中身はむしろ少年漫画に近いものです。もし機会がありましたら、御一読をお薦めいたします。
投稿: D | 2005.03.18 01:43
コメントどもでした。
確かにテニスの王子様を引き合いに出したのはまずかったなあと思います。初めはもっとまともにテニスをしていたような気がするのですが...。
「しゃにむにGO」は知りませんでした。読んでみたいと思います(^^
投稿: ashel | 2005.03.18 07:36