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Rubyを使ってみて

最近会社でRubyを使っています。と言っても、使用目的は主にテキスト処理で、今流行のRubyOnRailsではないのですが。

実は今までテキスト処理のようなスクリプト言語が適している開発はしたことがなくて、これがほとんど最初の経験でした。ですので、PerlPythonも勉強したことはあるものの、実際に使ってみたことはありません。スクリプト言語であれば、多分この三つのうちどれかができたらいいだろう...ということで、社内で使っている人が多かったRubyを選んだ次第です。実際、PythonとRubyはできることがほとんど同じなので、どちらを使うかは好みの問題だと思います。

Rubyを使ってみてまず感じたことは、これはプログラミング言語という意味ではCやJavaと同じだけど、書く上での意識の持ち方が全然違うなあということでした。

まず、Rubyを使うとソースコードが短くなるとよく言われるのですが、これは要するに「ソースコードが短い方が得をする」からなのだと思います。Rubyの主要なメソッドは、実際にはCで書かれているので、Rubyレベルでどんなに工夫していろいろ書いても、逆に実行効率が悪くなってしまいます。それに対し、CやJavaはライブラリと同じレベルでコードを書くことができるので、色々コードを工夫すると実行効率が良くなります。
つまり、Rubyプログラマーは、組み込みのメソッドを最大限に活用しようとするので、結果的にコードが短くなるということです。

またRubyを使っていて衝撃的だったのは、Rubyではコメントはなるべく少ない方が良いとされることです。これはつまり、変数名や書き方を工夫することで、コメントがなくても文章のように読めるコードを書くことが最善だということなのです。変数の宣言でコメントを付けるよりも、変数名を一目見て内容がわかるようにすることの方が大切なのは自明ですよね。
逆に言うと、Rubyはこのような書き方が実現できるように作られているということなのだと思います。

Rubyは一見わかりやすい言語ですが、その言語機能は膨大で、上記のような「Ruby Way」を実現するためには、学習すべきことが数多くあります。そういう意味では、Rubyは決して易しい言語とは言えないなあと感じてしまいました。

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