« 2007年2月 | トップページ | 2007年5月 »

世界樹の迷宮

現代風にアレンジされたウィザードリィという触れ込みで、ゲーマーの注目を集めていた「世界樹の迷宮」。
発売とほぼ同時に買ったのですが、ちょこちょこと進めて一週間ほど前にクリアしました。
やっぱり携帯機でできるメリットは大きいですね。ゲームするぞと気合いを入れなくても進められるところが嬉しいです。

世間では難しいと評判なのですが、ウィザードリィと比較すると非常にうまくアレンジされていると思います。違っている点としては、

・全滅したらゲームオーバー
ウィザードリィでは、全滅したときにオートセーブされて迷宮の中に死体が残り、他のメンバーで回収しに行かなければいけません。これは本当に厳しいので、ゲームオーバーになる世界樹の迷宮は親切設計です。
この仕様はあまりにも凶悪であるため、ウィザードリィの後期作品ではオートセーブされなくなっていきました。

・街に帰還するアイテムがある
序盤から非常に格安で、街に戻るアイテム(アリアドネの糸)が売っています。このおかげで、適切な判断ができればそもそも全滅で大きな巻き戻りを食らうことはありません。
ウィザードリィでは、魔法使いがマロールというワープ呪文を覚えるのですが、終盤でないと覚えない上に、呪文なので魔法使いが死んでしまったら使えません。本当にシャレになりません。

・必ずショートカットがある
世界樹の迷宮では、ダンジョンを踏破したあとに必ず抜け道があり、ボスへの再挑戦が楽に行えるようになっています。こういう配慮はウィザードリィにはありません。

・即死トラップがない
世界樹の迷宮では迷宮内の宝箱やモンスターのドロップアイテムに罠があるということはないですが、ウィザードリィでは即死級のトラップが仕掛けられていることがあります。「おおっと、高圧電流!」という台詞にトラウマのある方も多いでしょう。
罠の解除は盗賊頼みなので、もちろん盗賊が死亡している状況ではアイテムの回収もできません。

・毒が戦闘後に消える
そもそも世界樹の迷宮で戦闘後に残るバットステータスは石化だけなのですが。
ウィザードリィでは毒状態は戦闘後も残るので、序盤の毒はほぼ死亡を意味します。街に帰る直前で回復呪文やアイテムが尽きてしまい、悲しい思いをした人も多いはずです。

・マップがいつでも見られる
世界樹の迷宮では、マニアックモードでない場合は歩いた場所が全てマップに表示されますので、すごく親切設計です。ワープもさほど怖くありません。
ウィザードリィでは、位置の確認は魔法使いの「デュマピック」という魔法を使うしかありません。回数制限がある上に、当初は「今は西から○○、北から△△の位置にいて、□□の方向を向いている」ということしかわかりませんでした。後期作品ではマップが表示されるようになりました。

これらの変更点のおかげで、世界樹の迷宮でやり直しになる条件は、ほとんど「強敵といきなり会ってしまって全滅」というパターンだけになっています。
その他は、プレイヤーが同じことを繰り返させられる苦痛をなるべく排除する作りになっているのです。
ウィザードリィの面白いところは残しながら、それに安住せず、快適にプレイできるよう大きなアレンジを行った開発陣は、本当に素晴らしい仕事をしたと思います。
「確立されているものを変える」という行為は、当然批判を受ける可能性があるわけですから、勇気がなければできないことなのです。また、ユーザーの立場に立って開発するということも、当然のようで難しいものです。

TRPGをやっている人は、ニヤっとできる部分が多いので是非プレイしていただきたいですし、今まで3Dダンジョン系のゲームをしたことがないという人にも勧められる作品だと思いました。

ちなみにこの作品では、ギルド(プレイヤーキャラクターたちが所属する組織)の名前とキャラクターの名前、キャラクターイラストを好きに選べるので、自分の好きな妄想パーティーが組めるというのも魅力なのですが…
TRPGゲーマーにあるまじきことに、僕のパーティーは全てガンスリンガー・ガールのキャラクターでした。同じことをした人が日本に十人はいると思います(^^;
わからない人は首をかしげるだけでしょうし、わかる人は「このオタが!」と罵ってください(^^;

ちなみにクラスの構成は、

ヒルシャー … パラディン
トリエラ … ソードマン
リコ … レンジャー
アンジェリカ … メディック
クラエス … アルケミスト
ペトルーシュカ … バード
アレッサンドロ … ダークハンター
ジャン … ブシドー
マルコー … カースメーカー

です。ギルド名はもちろん「フラテッロ」。ヒルシャーとトリエラは最後まで肩を並べて戦っておりましたよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

DVD/HDDレコーダーを簡単にするには

前の投稿でDVD/HDDレコーダーの普及が鈍ったのは単純にまだ高いからじゃないか、と書いたのですが、やはり操作性の面でも改善しなければならない点はあるように思います。

やはり新しい機械を買ってもらうには、「その機械のウリになること」が「どうやったらできるのか」を明確にできる必要があり、自分がその機械でできるべきことができないのではないか、という不安を取り除く工夫が必要だと思うのです。

その点で一番がんばってるなあと感じるのはPanasonicで、Web上でどんなふうに使うか疑似体験できるようになっています。リモコンも他社と比べて非常にシンプルですね。

正直このサイトはかなりよくできていて、これ以上わかりやすく説明するのは難しいいんじゃないかなあと思ってしまいました。この先に行くには、かなりドラスティックな変更を行う必要があるように思います。

それは、従来の操作はリモコンに何ができるかが書いてあったのを、「何ができるかは画面に書いてあって、それを選ぶ」という形式に変えることだと思います。今でもそうだと思いますが、より軸足を移すことです。つまり、パソコンがCUIからGUIへ変わったように、テレビとレコーダーも変わる必要があるのではないでしょうか。
もちろんパソコンと同じようにするのでは使いにくいですから、何か別な方向が必要だと思いますが…きっとみんな、その新しい形を考えているんでしょうね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

DVDレコーダー:普及進まず 操作の難しさなどで敬遠か-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ

リンク: DVDレコーダー:普及進まず 操作の難しさなどで敬遠か-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ.

この記事は非常に気になったのですが、HDD/DVDレコーダーの操作って本当に難しいんでしょうか?
僕はどう考えても、VHSデッキの方が操作は難しいと思うのです。VHSデッキだと、録画を予約するのに暗号のようなGコードを打ち込むか、時間とチャンネルを間違えずに入力する必要があるわけでして。きちんとできる人は家の中に一人、という感じだったのではないでしょうか。
その反面、HDD/DVDレコーダーは遙かに簡単です。画面に番組表が出てくるので、それを選択して予約するだけ。これなら誰でもできそうです。

あと、コピーワンス機能について気にしてる人ってどのくらいいるんでしょうか。
僕の場合、HDDに録ったものをDVDに移したことさえないです。これが普及の妨げになっているというのは正直ピンときません。

どちらかというと、普及しない最大の障害は価格なんじゃないかと思います。価格.comの売れ筋を見ると、売れ筋はだいたい8万円台、安いもので5万円くらいです。VHSデッキの置き換えであるDVDレコーダーがもっと普及するには、もう少し安くなる必要があるのではないでしょうか?

内閣府の消費動向調査によると、VHSデッキが世の中に出始めたのは1980年頃で、普及率が40%を超えたのは1987年です。インターネットで調べても出てこなかったので父に聞いてみたのですが、出てきた頃の値段は5万円くらいだったそうです。現在とは物価の差もあるとは思いますが、40%を超えた1987年頃の価格はもう少し低かったのではないでしょうか。
DVDレコーダーも、売れ筋の値段が5万円くらいに落ちてくる必要があるのではないかな、と思います。

記事を書く人だって似たようなことを考えそうなものですが、「普及しないのは単純に高いから」とは書けないのではないでしょうか。価格競争になるのはみんな避けたいでしょうしね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2007年2月 | トップページ | 2007年5月 »