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スターバックスのコーヒー豆

以前からコーヒーが好きで、コーヒー豆を買ってきてハンドドリップで淹れたりしていたのですが、このたび初めて、スターバックスでコーヒー豆を買ってみました。

というのも、先日ふと書店で見かけたスターバックス大解剖という本がかなり面白くて、一度スターバックスのコーヒー豆で淹れてみたい、と思っていたのです。

買ったのはスラウェシというインドネシア産のコーヒー豆で、味は今まで飲んでいたコーヒーから比べるとかなり苦いものの、酸っぱさはあまりなくて、かなり複雑な香りがします。苦いのはどうやら、スターバックスのコーヒー豆の焙煎の仕方によるものみたいで、実際「スターバックスのコーヒーはどれこもれも苦すぎる」というような言い方もされてるみたい。
でも、その苦さの中にあるコクや香りのようなものは、僕でも感じ取ることができました。スターバックスのコーヒー豆はいろいろな種類がありますので、他のも味わってみたいですね。

コーヒーの味も印象的だったのですが、さらに印象的だったのはそのサービスです。今まで知らなかったのですが、スターバックスではコーヒー豆を買うと、コーヒーパスポートという小冊子をくれるんです。この冊子は、スターバックスで扱っているコーヒー豆が一種類一ページで解説されていて、買った豆のページにはシールを貼ってくれるのです。
買った人は冊子を眺めながら、次はどんなのを味わおうかと思いをはせることができるんですね。

もちろん、次にコーヒー豆を買ってもらうための販促だとは思うのですが、この冊子がまたとても良くできていて、ちょっとサービス過剰なんじゃないかとも思ってしまいます。実際今日僕が買ったのは、コーヒー豆100gにしか過ぎないんですから。こういうところに、会社としての姿勢が現れているなあと思いました。

「スターバックス大解剖」を読んだときにも思ったのですが、スターバックスには所々、合理性から外れているようなところがあるように思います。多分それは、Googleの"Don’t be evil"ポリシーではないけど、資本主義における企業には堕落していくベクトルが常に働いていて、そういうのを食い止めるためには、意識的にそうならないための努力をしないといけないということなのだと思います。
あのGoogleでさえ、最近はこういうニュースが出てきてますしね。

ということを、スラウェシのコーヒーを飲みながら考えたのでした。ごちそうさまです!

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最新テレビの実力 - REGZA 26C3000

最近あまり大きな買い物をしていなかったのですが、先日REGZA 26C3000を買ってしまいました。価格.com経由でEC-CURRENTさんから購入。値段は送料等込みで、94000円でした。

もともと三年前くらいに買ったsharpの4:3の液晶テレビを使ってまして、全く問題なく動いていたのですが、

・最近映像ソースでワイド対応のものが多くなってきた
・Wiiでも、もはや大半のゲームがワイド対応(というか、むしろワイド中心に作ってある)

ということがあって、少し前からちょくちょく調べていたのです。

いざ購入しようと決心した一番の理由は、やっぱり値段です。REGZA 26C3000はエントリーモデルとは言え東芝の新製品で、それが90000円台で買えるということは驚きでした。液晶テレビの値段は年々下がってきているのですが、東芝はちょっとしたブレイクスルーをやってしまった気がします。
価格.comのランキングでも東芝の製品は存在感を増してますね。

REGZA 26C3000を選んだ理由はその他にも幾つかあるので列挙してみたいと思います。

1.ラックの都合
実は、REGZA C3000シリーズは32インチモデルも26インチモデルとほとんど変わらない値段で買えます。5000円くらいしか変わりません。
ではなぜ26型かと言いますと、純粋にラックのサイズの関係で32型が入らなかったからです。元々20型が入ってた場所なので…。前に使っていたのがサイドスピーカーモデルなので、26型ワイドだとちょうどいい感じでした。

あと、フルHDではありませんので(HDの本来の解像度は1920×1080だが、REGZA C3000シリーズは42型を除くと1366x768です)、32型よりも26型の方が、テレビまでの距離が近ければドット幅の関係上緻密に見えるということもあるみたいです。

2.映像エンジンが上位のモデルと変わらない
REGZAにはC3000以外にZ2000とH3000という上位モデルがあるのですが、基本的な絵作りの仕組みはそれほど違いがないみたいです。プロセッサは共通ですし、パネルはIPS系で同じです。基本部分を共通にすることで、全体のコストパフォーマンスを上げているという印象ですね。
唯一ディティール・リアライザーというノイズ軽減のための機能がC3000では採用されていないのですが、これは26型だとなくてもあまり問題ないみたいです。
実際にお店に行って見てみても、違いはそんなにありませんでした。

では上位モデルとC3000は何が違うかと言いますと、2画面表示とか、Webブラウザを搭載してるとか、HDDレコーディング機能がついているとかの付加価値のようです。それはそれで便利だと思うんですけどね。レコーダーは以前買ったのがあるので。

3.ゲームモードが付いている
ゲームモードとは何なのかという話から始めないといけないのですが、実は最新の液晶テレビは液晶の駆動や画像のデジタル処理の都合上、入力ソースから少し遅れて描画をしています。それはだいたい数十ミリ秒と言われておりまして、普通のテレビ画像やDVDのソースとかでは全く問題ありません。

ただ、リアルタイム性が求められるゲームをやる場合は、この数十ミリの遅延が問題になってきます。ゲームはだいたい1/60毎に入力処理や画面の再描画をしているのですが(これを「1フレーム」と呼びます)、これはミリ秒に直すと16ミリ秒で、つまり液晶テレビではボタンを押しても数フレーム遅れでしかテレビに反映されないことになってしまうのです。タイミングがシビアなゲームでは大きな問題です。

あと、最近は画面のリフレッシュを頻繁に行って液晶の残像感を軽減する「倍速駆動」というのが流行っているのですが(残念ながらREGZAでは採用されていません)、実はこの倍速駆動をすると絵を生成するのに時間がかかるので、遅延は大きくなってしまうのです。

ゲームモードというのは、このような画像の処理を部分的に省くことで遅延を抑えるモードです。液晶の特性上、それでも遅延は発生してしまうんですけどね。こういうことをメーカーが気をつけてくれるようになったということはとても良いことだと思います。
REGZAの他は、ソニーのBRAVIAもこういう対応をしてくれてます。

4.入力端子のバランスがいい
26型のわりには、HDMIが2つ付いているというのはいまどきな感じがします。PCに接続するためのD-sub端子が付いてるのも嬉しいですね。

…というような理由で買ったのですが、実際届いて使ってみると、液晶テレビの進化よりも、どちらかというと映像ソースの進化に驚かされてしまいました。SDの番組ではそんなに前のテレビと変わった気がしないのですが、HDの番組だと全然違います。特に野球中継が凄い。芝目まで見えるような気がします。解像度が二倍になるって凄いことなんだなあ…と改めて思いました。

地デジが写るテレビを使ってみて改めて気付いたのですが、同じ地デジでも、SDの番組とHDの番組があるんです。野球中継はだいたいHDなんですが、ニュース番組とかだとスタジオがHDでも、取材に行ったときの映像はSDだったりします。切り替わるとすぐにわかりますね。

特に違いが分かりやすいのはアニメで、HDで制作されている「ハヤテのごとく!」や「Yes!プリキュア5」はなんだか今まで見ていたものと全然違う気がします。繊細感が凄いんですよね。そのぶん、アナログ放送の人たちは横が切れてて悲しんでるみたいですが(^^;

あと、HDのカメラの範囲に慣れていないのか、バラエティーでワイド画面の端の方に写っているタレントさんがたまに油断して髪の毛をいじったりしてるのが面白いですね。

購入の理由になったゲームモードですが、正直なところ他のモードとの違いがあまりわかりませんでした(^^;
まだWiiのソフトで、格闘や音ゲーなどのタイミングにシビアなゲームを持っていないので、あんまり遅延が深刻にならないんですよね。その系統のゲームがあったら試してみたいと思います。

使ってみた印象でも、なかなか良い製品だと思いました。アナログ放送停波まであと3年ありますし、有機ELテレビの話題も出ていますが、2011年に向けた技術的なトレンドはおおむね出た感がありますので、そろそろテレビを買ってもよいタイミングになったんじゃないかなあと思います。

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ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング

FF12がかなり好きだった僕にとって、すごく期待していたゲームです。発売直後に買って、ちょくちょくやっているうちにクリアしてしまいました。やっぱり携帯機でできるゲームは進めやすいですね。

やってみた感想としては、FF12をやっていてRTS(リアルタイムストラテジー)が好きなら間違いなく楽しめるゲームだと思います。要するに、伝説のオウガバトルの頃から松野さんのゲームを追いかけている人は間違いなく買いです。(今作には松野さんは関わっていませんが。)
シナリオがミッション制で、進め方の自由度があまりないので、そういうのがダメな人にはちょっとお勧めできないですね。FFとは言っていますが、ゲームの進み方はファイアーエムブレムみたいな感じです。

今作でとても良いと思ったのは、ストーリーでした。そもそもFF12というゲームは、イヴァリーズという世界観とキャラクターはすごく良くできているものの、ストーリーが良くなくて生かし切れていない、というちょっともったいないゲームでした。話の主軸が国家間の争いなのですが、主人公のヴァンにはそれに対する主体性があまりなくて、感情移入しにくかったのです。

FF12RWのストーリーは、あくまでFF12の外伝ではありますが、キャラクターの設定を整理して、きちんと生かしたものになっていると思います。主人公のヴァンはきちんと主人公ですし、パンネロはきちんとヒロインです。正統的で好感が持てます。
ただ、それ故にFF12をやっていないと楽しめない…わけではないのですが、もったないのではと思いました。(ラーサーのハイポーションネタとか(^^;)にやっとさせてくれるネタが多数あります。もし時間があれば、先にFF12をやった方がいいですね。

バトルの部分は、どうやら制作会社のThink&Feelさんがゲームボーイアドバンス向けに作ったモンスターサマナーというゲームが元になっているようです。元々隠れた名作と言われていたゲームで、それがうまいことDSのタッチパネル操作とマッチしていました。
あと、RTSで言う「ユニット」がFF12RWでは召還獣になっているのですが、やっぱりシリーズの中でおなじみの召還獣が戦ってくれるのは嬉しいですね。リヴァイアサンが大津波を起こして敵を蹴散らしてくれたりするのが感動です。
ただ、難易度は低めなので、RTSが好きな人は一切レベル上げをしないで進めた方がいいと思います。

・全滅したときは経験値だけもらえるようになっているが、必ずリセットする
・フリーミッション(シナリオ外の任意戦闘)は一切しない

という縛りでやると、戦術をきちんと考えないと進められない部分が出てきます。僕はこの縛りでやりましたが、問題なくクリアできました。(途中何回か全滅してしまいましたが…)

あと、ちょっと問題だと思ったのは、ゲームを進める上で結構重要な情報がきちんと伝えられていない部分があるということでした。例えば、ポーズメニューからミッションに入る前の状態に戻れるということは、みんななかなかわからないと思います。
あと、召還デッキに高いレベルの召還獣を入れられるようになるタイミングも解らなかったです。そのレベルの召還獣と契約したら使えるということなのかなあ…。重要なところなのできちんと説明して欲しかったですね。

ちょっと人を選ぶところはあるゲームですが、僕はとても楽しめました。FF12の話はまだまだ発展の余地がありそうなので、携帯機以外でも、また続編を期待したいですね。

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GUNSLINGER GIRL 8

GUNSLINGER GIRL 8GUNSLINGER GIRL 8

著者:相田 裕
出版社:角川(メディアワークス)

最近買ったコミックの中でダントツに面白かったのが、このGUNSLINGER GIRL 8巻。6巻から登場している義体の「2期生」ペトルーシュカ(ペトラ)とその担当官アレッサンドロ(サンドロ)の物語が描かれます。

この作者さんは本当に複線の張り方と物語の持って行き方が巧いですね。いつも感心してしまいます。
本巻で詳しく説明されるサンドロの部屋は、6巻の第30話でサンドロとペトラ(この時はまだエリザですが)が初めて出会った後に出てきていますし、本巻のラストでペトラが投げつけた本は、30話でサンドロが読んでいた本なんです。8巻を初めて読んだときにはわからなくて、読み返してみて初めてわかりました。

マンガってもう少し泥縄式に作っていくものだと思うのですが…ペトラとサンドロの話になって、この辺りの構成に磨きがかかってきている気がします。

あと、ペトラがどんどん強くなっていきますね。考えてみると、1期生の面々は元々普通に暮らしていた人たちだったのに対し、ペトラはとびきり優れたバレエダンサーだったわけですから、身体を制御する能力は比べものにならないはずです。2期生は1期生よりもスペック的に劣るという設定なのですが、ペトラはその差を克服できそうです。
義体の中では、今までおそらくトリエラが最強だったと思うので、ペトラとトリエラが絡んでいくような話も読んでみたいですね。

GUNSLINGER GIRLは、6巻辺りから絵柄と話の作りがかなり変わりました。そのせいで従来のファンからは批判を受けているようです。実際amazonの8巻の評価も3.5と全く奮いません。(個人的には、この出来で星3.5というのは低すぎると思うのですが…)
確かに最初の頃のような、可愛い女の子が出てくる、いわゆる萌え系な話ではなくなりましたが、それは作者さんが描きたいものが変わってきたからであって、「面白くなくなった」ということは全然ないと思います。
この辺は続きものを描いていくことの難しさですよね。読者はもう一度同じような体験を求めるのですが、同じことを描いても、同じように面白くはならないことが多いですので。

ただ、これは僕の予想でしかないのですが、作者さんは話の流れを1期生から2期生へ移そうとはしていないと思います。もしそうなら、2期生をもっと多人数登場させるはずです。
1期生とペトラの対比が、GUNSLINGER GIRLという物語を終わらせるには必要だったのではないでしょうか。
これからどんな風に展開していくのか、とても楽しみです。

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