« 世界を壊す金融資本主義 | トップページ | シャドウラン 4th Edition »

電脳コイルが面白い

すっごい今更なのですが、前から撮りためていた電脳コイルをこの連休でまとめて見ました。いやはや、これは面白い。まいった、という感じです。今期は見るべきアニメが多くて、ちょっと困ってしまいますね。

電脳コイルの時代設定は2026年とされていますので、今からだいたい20年後ということになります。舞台は日本の地方都市、「大黒市」。この時代では、通信機能を持ち、電子情報を現実にオーバーレイ(重ね合わせ)して表示する「電脳メガネ」というツールが一般に普及し、例えばそれを使って電子的なペットを飼う「電子ペット」というものが流行っていたりします。いわゆるユビキタス社会が実現されている感じですね。

ここまで書くと甲殻機動隊みたいなのを想像するのですが、主な登場人物はみんな小学六年生というのが面白いところです。登場人物たちは、何らかの形でこの情報社会をハックする方法を身につけているのですが、やはり小学生ですので、日常の些細なことで喜んだり、悩んだりします。
こういうSF要素と普通っぽさの融合が面白いところですね。

SF的な作品ですので、どうしても考証してみたくなるのですが、実際に2026年にこういう技術が実現するかに関しては…ちょっと難しいかなあという気もします。
多分ワイヤレス通信技術と処理性能に関しては問題ないと思います。厳しそうなのは現実と電子情報のオーバーレイで、技術的には多分できるんですが、それをするコストに効果が見合うかどうか…というのが難しいところですね。
例えば、電子ペットを「歩かせる」ためには、そこの床の高さ、壁の位置などを全て電子化しておく必要があります。色々な場所にRFIDタグを埋め込んでおくという方法もありますが、そのコストが商業的に見合わないと一般には普及しません。例えば電子ペットの市場規模がどのくらいあるのか…というのを考えると厳しい気がしますね。

ちょっとあり得るかなあと思ったのは、電脳メガネは単なる通信+表示機器なのではなく、何らかの測定装置で、その情報は管理用のサーバにフィードバックされているのではないか、ということです。つまり、たくさんの人がメガネを使うほど、より新しく詳細な「電子的な大黒市」がサーバに構築されるのです。一種の集合知ですね。
もちろん、3D空間を測定できる機器がそんなに小型化されるのかとか、プライバシーはどうなるんだという問題もありそうですが…こういうことを考えながら見るのも楽しいものです。

|

« 世界を壊す金融資本主義 | トップページ | シャドウラン 4th Edition »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

僕も凄く面白くて小説まで買っちゃいました。
今14話まで観ましたが次がきになります。

メタバーグ

投稿: SHIBATA | 2007.10.04 17:07

すごく面白いんですが、最近なんだかホラーっぽくなってきて怖いです(^^;
子供のときにこれ見たらトラウマになってそうです。

投稿: ashel | 2007.10.04 23:35

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 電脳コイルが面白い:

« 世界を壊す金融資本主義 | トップページ | シャドウラン 4th Edition »